今年後半最も腹が立った事

昨日の事なんですけどね。九時前くらいに家近くの駅に降りたと思うんですけど、自転車置き場行ったら朝置いたはずのチャリがないんです。すわチャリ盗か?!
落ち着いて考えてみると、朝は確かカギを二つあるうちの一つしか掛けなかったはず。ワイヤーロックの方でなくU字を掛けるべきだったとはいえ、つくづくチャリに関しては運がない。これで確か通算5台めですよ5台め。四捨五入すると桁が一つ増えちゃう。そのくらい経験あるともう慣れたもんで、凹みつつ東西のチャリ置き場を見回りに行きます。
ここで盗まれた経験者の話により、一度盗まれても乗り回してきてまた違う場所に置く、ってな行動パターンの常習犯の存在が見え隠れしているのは知っていました。だからゆっくり探して見当たらないようならそこで初めて諦めるべき。で、探してると…あった。
特徴のあるステッカーを剥そうとした跡や破れたカゴを手直しした形跡はあるものの確かにそこに愛車の姿が。不幸中の幸いに安堵しつつさあ乗って帰りましょうと乗ろうとして


ガコン


妙な音。よーくチャリを見ると前輪と柱が見慣れないカギに繋がれてる。しかも通常のペンチでは切れない太くて丈夫なタイプのワイヤーロックで。
こいつは。この外道はカギぶった切ってまで人のチャリを盗むに飽きたらず自分のカギで盗んだチャリを私物化までしますか。ほう。お前がそのつもりならこっちもとことんまで付き合ってやるよ。
まぁ安全な部類のカギを使って安心してるんだろうが今度ばかりは相手が悪かったな、とばかりにとりあえず親を呼んで来てもらう。あるものを携えて。

…十数分後。

迎えが到着。早速リーサルウェポンをひっつかみ囚われの愛車の元へ。
ペンチと園芸用の大鋏の合いの子のような姿をしたそれは遺憾なく威力を発揮してくれました。あっと言う間に憎きカギは真っ二つ。ハッハァ!ざまあみやがれコンコンチキ!!
その気になればゴツい鉄鎖すら両断するイカすコイツの名は金鋏。ホームセンターでも5000円は下らないこのマイナー工具、普通の人は絶対持ってません。ええ。
…とまあ、今回ばかりは教訓も何もあったもんじゃないです。この駅は物騒極まりない、それだけの話です。駅前交番無いし。
とにかくできるだけ丈夫なカギを数多く掛けるしか対処法がないんです。それでも100%にはならないのが現実。ああ腹が立つ。